病院での検査で気を付けること
警察から帰り、親に怒られたあと
救急センターでとりあえず精密検査をすることにした
病院の受付のおばちゃんに、「どうしましたか?」と聞かれ、
「強姦に襲われまして、怪我したので」
と暴漢と強姦を言い間違えて伝えた
動揺していたのだ。許して欲しい
すると、こんな会話に発展した
「強姦に襲われまして、怪我したので」
「警察には届けましたか?」
「はい」
「警察絡みだと、保険が適用されませんが、良いですか?」
「は?」
「第三者に負わされた怪我だと、健康保険が使用できません」
(詳細は以下参考)
https://www.jicobengo.com/manual/cost-of-treatment.html
びっくりしますよね、でもそうらしいのです
おばちゃんに冷たく説明されながら 一瞬世界を憎んだのですが
すぐ検査してもらいたかったので、気を取り直してこう言った
「じゃ、今の聞かなかった事にしてください
転んで怪我したので、検査してください、で良いですか?」
すると、受付のおばちゃんはしぶしぶ私を受け入れてくれた
「右肘損傷、右側頭部挫傷、全治1週間~2週間の怪我」
診断結果はこうだった
大したことなくてよかった、レントゲンの結果も問題なしだったし
その日は少し安心して家に帰った
しかし次の日の朝、首が曲がらない状態で目覚めた
とにかく痛くて曲げられないのだ
時間差で来たムチウチだ
時間が経つほどに悪化していったため
月曜に別の病院にかかった リハビリ施設も併設している整形外科だ
救急センターでの経験を活かして
「自転車でころんだ」と説明して検査をしてもらった
診断は頸椎捻挫
全治1週間
その後、首の痛さは改善したが、
保険適用されないからと、嘘をついて検査を受けた事を
ものすごく後悔する事になる
もしあなたが被害者になったのなら、
そしてその犯人が捕まる可能性が少しでもあるのなら、
保険適用外になろうが、絶対に正直に話して診断を受けた方が良い
犯人が捕まったら、その日どんなひどい事が起こったのか
どれだけ被害者はダメージを受けたのか
それを証明できるのは「診断書」と被害者の証言だけなのだ
悲しいかな、診断書は証言より効力がある
第三者によって、被害を証明する書類だからだ
診断書の内容は、裁判で犯人が受ける刑量に多大なる影響を与えることになる
もしあなたが被害者になったのなら
病院で正直にそれを申告し、詳しく検査してもらい、
それをちゃんと書面に起こしてもらっておいた方がいい
そうでなければ
後々私のように傷つくことになる